眞白井エイドの #カードショップ探訪 ができるまで
眞白井エイドです。
普段はいわゆるVmange/逆バ美肉ボイチェン勢(男性アバター・女声⇒男声ボイチェン)として、MtG関連コンテンツを中心に配信をしています。
今回は、先日投稿した「眞白井エイドのカードショップ探訪」について、何故自分がこんな企画を始めたのか、その裏話を書きたいと思います。
今回の信心亭様編の裏話というよりは、「カードショップ探訪」自体の裏話ですので、あらかじめご了承ください。
(信心亭様編の裏話は、年明けにofuseかfanboxを開設予定なので、そこで公開しようかと思っています)
また、普段の文体だとなんとなく言いたいことを書ききれない気がしたので、ちょっとそっけない文体になっています。(照れ隠しかもしれない)そこもご了承いただければ。
はじめに
皆さんは、「カードショップ」というものに、どんなイメージを持っているだろうか。
それは個人の経験や思い出で様々になると思う。いい思い出を積み重ねた人も居れば、嫌な経験を積み重ねた人も居るだろう。
しかし、そんな積み重ねのない人にとっては?
直接声を聞いたわけではないが…検索のサジェストなどから察するに、多くは「怖い」「入りづらい」「分からない」ではないだろうか。
少なくとも、眞白井エイドにとっては、そうだった。
MTGAから初めてTCGという概念に触れ、カードショップに行く・対面でMtGをするという経験がないまま、パイオニアチャレンジャーデッキからテーブルトップ(紙)デビューをした自分。
きっと、理由がなければしばらくはカードショップに行く気はなく、通販のシングルカード購入で済ませていたと思う。
その理由というのは、「2年前に発売されたスリーブを探す」というものだった。
形から入りたいタイプの自分にとって、そのアゾリウスギルドマークのスリーブはどうしても手に入れたいもので、10月頃…チャレンジャーデッキを買うと決めたときから、ネット上をさまよい探していた。
けれど入れ替わりの激しく商品の流通数も少ないカードサプライ業界で、そう簡単に見つかるはずもなく。
ここで、眞白井は「どこかのカードショップに在庫があるのではないか?」と思い当たり…カードショップに、飛び込むことにしたのだった。
1店舗(たしか大型チェーンの店舗だったと思う)だけ行ってきてわざわざこんな報告配信をするくらいには、眞白井にとってカードショップは行くハードルの高い場所だった。
正直、ずっとお店を周りつづけるのはキツいな、と思っていた。
――あのお店に出会うまでは。
詳細は上の配信を見ていただきたいが、偶然訪れた「信心亭」さん、そこでとても心温まる対応を受けた。
お店の方にとっては当たり前の対応だったかもしれない。
けれど、眞白井にとっては衝撃だった。
「こんなカードショップもあるんだ」
「もしかしたら、自分の『怖い場所』というイメージは偏ったものだったのかも」
「もっと、カードショップのことを知りたい」
「お店の方がどうしてああしてくれたのか、知りたい」
「ひいては、MtGの文化を支えてきたカードショップさんの役に立ちたい」
その思いは、スリーブを求めて信心亭さん以外の個人カードショップをめぐる中でも、どんどん強まっていった。
そして、Twitterの手助けも借りて何とかスリーブを入手した10月末。
活動開始3か月記念配信で、自分は大きなことをしたいと考えていた。
――そうだ、インタビュー動画を作ろう。
――自分は「どこにでもいるおにいさん」なのだから、Vtuberであっても現実世界にはみ出たっていいじゃないか。
もちろん、「余所者」の自分が安易に店舗文化に踏み込んでいいのかと、相当悩んだ。
物理的にも色々難しい所があるのではないか、ちゃんと形に出来るのかというのも悩んだ。
けれど……きっと、こんなことを考えるのも自分だけだろう、という確信もあった。
そして、Vtuberが実店舗とつながりを持つことは……きっと、将来的に大きな意味があるという思いもあった。
かくして、「眞白井エイドのカードショップ探訪」は生まれたのだった。
ちなみに、企画名とロゴは「フォーゴトン・レルム探訪」を意識していたりする。
目指したもの
しかし実の所、この時点ではまだ「動画を見てもらった結果何を目指すか」というのはとてもぼんやりとしていた。(自分がお店のことを知りたいという動機だけははっきりしていた)
個人カードショップさんの集客のお手伝いが出来ればいい、くらいだろうか。
それが、「テーブルトップ初心者の疑問を解消する導線になる」と1つハッキリしたのは、実は信心亭さんのおかげだったりする。
「勇気を出して怖いイメージのお店に入ったけど、大丈夫だった」「MTGAからテーブルトップに入ったけど、大丈夫だった」という自分の「追体験」。
このキーワードは、信心亭代表・中田さんから、企画のやり取りの中でご提案していただいたものだ。
「追体験」という柱がなかったら、「カードショップ探訪」は(言葉を選ばないのなら)お店を紹介するだけの味気ないものになっていたと思う。
これ以外にも、中田さんからは、企画に関して視聴者目線から本当に様々なご提案をしてくださり、間違いなく企画のクオリティを上げてくださっただけでなく、今後の「カードショップ探訪」を考える上で大切な視点を学ばせていただいた。
この企画の第1回が信心亭さんでなかったら、どうなっていたのだろうか…。
この場を借りて改めて感謝を申し上げたい。ありがとうございます!!!
そして自分の動画が、信心亭さんと二人三脚で目指したものを達成できていることを祈るばかりである。
これからについて
「第1回」と冠している通り、この企画はシリーズ化を目標としている。
日本全国にたくさんある、魅力的な個人カードショップさんを宣伝しながら、動画を見てくださったテーブルトップ初心者さんが、カードショップのドアを叩くきっかけになるような動画を作り続けられれば幸いだ。
次のお店については、ぶっちゃけ未定である。
そう、何故なら先述の通り眞白井はカードショップに通うという経験がない、つまり店舗さんとの人脈がないのである!!!
しかしそれも、「初めてのお店に飛び込む」という体験を出来るのでいいとも思っているのだが。まあそれはそれとして。
もし、動画や本ブログを見て、取材をしてほしいという店舗さんがいらっしゃったら、TwitterのDMまでご連絡いただきたい。(開放しています)
あるいは、こちらからお声がけをさせていただくこともあるかもしれない。その際は、是非前向きにご検討をいただければ幸いです。
それでは、また次のカードショップで出会えることを信じて!